脱毛コラム

医療レーザー脱毛を使えるのは有資格者のみ!トラブル回避のための基礎知識

看護師の友達が美容外科で働き始め、脱毛1回無料券をもらった、ごえんかあちゃん(@goenkachan)です。

医療機関での脱毛は医師が常駐しているので、安心して施術してもらえると考えがちですが、埼玉県でとんでもない事件が起こりました。

この事件をきっかけに、医療レーザー脱毛での施術者が必要な資格について気になったので詳しく調べてみました。

万が一トラブルに巻き込まれた場合の対処法も調査したので、気になる人は参考にしてみてください。

無資格者による医療レーザー脱毛施術でやけど!院長らを書類送検へ

画像引用元:埼玉新聞

事件概要

埼玉県の皮膚科で無資格のパート女性にレーザー機器を使用させ、患者さんの顔に「やけど」を負わせるという事件が発生しました。

皮膚科の院長は、無資格のパート職員に2015年頃からレーザー機器使用を促し、施術させた疑いがあり、院長およびレーザー機器を使用したパート従業員も「業務上過失傷害」と「保健師助産師看護師法違反」の容疑で書類送検になっています。

院長は「看護師を募集したけど集まらず、レーザー脱毛の操作は簡単で誰にでもできると判断した。」と容疑を認めています。

中には「やけど」もせず、レーザー脱毛を受けてきた患者さんもいるでしょうが、顔に「やけど」を負った男性は施術の際に「タバコの火を押し付けられたような強い痛み」を感じたそうです。

口の上がミミズ腫れのように赤く腫れ上がり、院長に痛みを訴えても「時期に治る。」とだけ言われ、現在でもやけどの痕は残ったままになってしまいました。

ごえんかあちゃん
ごえんかあちゃん
コンプレックスをなくすために医療レーザー脱毛を受けたのに、脱毛の効果も出ず、やけど痕まで残ってしまうなんて、男性の気持ちを思うと憤りを感じますし、同じ医療従事者としてとても恥ずかしいです。

レーザー脱毛は光脱毛よりも出力が強いからこそ効果が高いのに、それを無資格の従業員に使用させるなんて考えられませんし、ましてや操作が簡単だからといって施術するなんてありえません!

医療脱毛施術を行えるのは国家資格を有する医療従事者だけ!

この事件を受けて、医療レーザー脱毛利用者の方は自分が通っている皮膚科やクリニックは大丈夫だろうか?と思うかもしれません。

そもそも医療レーザー脱毛は主に皮膚科や美容外科などの医療機関で行われます。医療用脱毛機は医師免許がなければ購入できず、使用者は国家資格を有する医療従事者でなければなりません。

ただし、看護師がレーザー機器を使用する場合は、医師の指導のもと行うこととなっています。

准看護師は国家資格ではなく、都道府県知事が発行する免許ですが、看護師は「医師の診療の補助」が認められており、医師の指導監視のもとであれば看護師に医療行為を委ねるのは合法の範囲内とされているようです。

⚠ 准看護師が施術をして逮捕されたケースもある

過去に、名古屋にあるクリニックで医師が准看護師に指示し、医療レーザー脱毛を施術させ、「医師法違反」の罪で逮捕されるという事件がありました。

医師は「私が指示し、それに従って准看護師が施術した」と容疑を否認していましたが、警察側は准看護師は国家資格ではないこと、医師不在状態で施術していた期間があることを主張し、逮捕に至りました。

医療従事者でなければ、正看護師と准看護師の違いが分からない人も多いでしょうが、この事件で重要な点は医師が不在だったことです。

正看護師でも准看護師でも医師の指示がなければ、レーザー機器を使用することが出来ないので、注意してくださいね。

後悔しない医療機関を選ぶポイント

医療レーザー脱毛は国家資格を有する医療従事者だけということが分かりましたが、実際どのようにクリニックを選べばいいのでしょうか。少なくても下記の3つは注意して選ぶようにしましょう。

①カウンセリングが分かりやすいか

サイトの広告だけではなかなか判断することができないので、まずはカウンセリングを受けてみることが大切です。

その時、医療レーザー脱毛のメリットだけでなく、デメリットもきちんと説明してくれるかを確認しましょう。

②トラブルが起こった際の対応がしっかりしているか

医療レーザー脱毛は「毛乳頭や皮脂腺等を破壊する医療行為」にあたるため、「やけど」「赤み」「腫れ」などの皮膚トラブルが発生する可能性があります。

その場合、すぐに医師の診察を受けられるような態勢を整えているクリニックであることが大前提です。

忙しいクリニックだと、医師の診察がなかなか受けられない場合もあるので、アフターケアの方法を事前にしっかり確認しておきましょう。

③保証内容の有無

肌トラブルが起こった際に、治療費がかかるのか、それとも無料で対応してくれるのか確認しましょう。

治療費を保証してくれないクリニックは選ばないことをおすすめします。

トラブルに巻き込まれた場合の対処法

後悔しないためにも良心的な医療機関を選ぶことが大切ですが、それでもトラブルに巻き込まれることがあります。

国民生活センターの調査によると、医療機関で脱毛した利用者のうち「医療脱毛での痛み」「炎症」「発疹」「腫れ」の皮膚障害が約4割の方にみられ、「やけど」も4割の方に発生しています。

ここでは万が一、肌トラブルが発生した場合の対処方法を紹介しますね。

①施術を受けた医療機関で診察

肌トラブルを感じたら、すぐに施術してもらった医療機関の医師に診察してもらいましょう。

医療レーザー脱毛は医師の指導のもと施術を行うことが義務付けられているので、すぐに医師が診察し、対応してくれるはずです。

②第三者の医療機関での診察

普通は施術した医療機関での治療で治るはずです。

肌トラブルが一向に治らなかったり、症状が悪化する場合はセカンドオピニオンで別の医療機関を受診することをおすすめします。

ごえんかあちゃん
ごえんかあちゃん
国民生活センターの調査では、肌トラブルが発生した方の中で危害を受けたクリニックではなく、別の医療機関を受診した方は45%もいました。

中には「蕁麻疹」が出たため、施術を受けた医療機関の医師に診察してもらうと「しばらく様子をみるように」とのことでした。しかし、一向に治らないので別の医療機関を受診したところ「完治するのに半年かかる」と言われた人もいるそうです。

自分のクリニックの利用者が肌トラブルを起こしたのにもかかわらず、きちんと治療できないなんて、医師として失格だと思います。

③国民生活センターや消費者生活センターに相談する

施術後、正しい治療が受けられず、傷跡やあざ、色素沈着、やけど痕などが残ってしまった場合は、ひとりで悩まず早めに国民生活センターや消費者生活センターに相談しましょう。

相談窓口では、医療に関する苦情や心配ごとなどの相談ができます。

都道府県や市町村によって、相談できる曜日や時間が違うので、詳しくは消費者庁の下記のページでご確認ください。

きちんと法律を守った安全な医療機関で医療レーザー脱毛を受けましょう

永久脱毛ができる医療脱毛クリニックは立派な医療行為であり、資格を有する医師か看護師が施術しなければならいことを説明しました。

最近は、脱毛も低価格になり、私たちにとって身近なものになってきましたよね。そのため、なかなか「医療レーザー脱毛=医療行為」と結びつけられない人も多いと思います。

しかし、実際に肌トラブルが発生し、正しい対応をしてもらえず、一生痕が残ってしまう人も多くいます。

万が一トラブルが起こった場合も直ちに医師の診察を受け、正しい治療を行ってくれる医療機関を選んでくださいね。